6.Skin Trouble2 炎症性色素沈着摩擦黒皮症(えんしょうせいしきそちんちゃくまさつこくひしょう)

発生要因:継続的な刺激、肌の炎症

原因:年齢を問わず発生する可能性があります。肌をゴシゴシと擦る摩擦、かぶれ、ニキビなどの肌の炎症が原因で色素沈着を起こします。肌の炎症が治まると消えることもありますが、その部位に紫外線を多く浴びたり、さらに継続的に刺激を与えると、シミはますます濃くなり、消えにくくなります。ボディでいうと、サイズの合わない下着やナイロン製のタオル、また、むだ毛の処理などで毛穴や肌全体が黒ずんでしまうのも炎症性色素沈着の一種です。

メカニズム:肌を強く擦る、かぶれるなどで肌に炎症が起こると、その物理的な刺激によって活性酸素が過剰に発生。メラノサイトを刺激し、メラニン生成が活発になります。また、炎症の起こった肌はバリア機能が低下し、外部刺激をさらに受けやすい状態に。ターンオーバーが早まり、肌細胞の成長が不十分なまま角層を形成するので水分保持力が弱く、さらなるバリア機能の低下を招きます。ほかにも、肌の炎症の悪化や強い摩擦などでメラニンが真皮層にまで入り込み蓄積すると、真皮層は生まれ変わりが遅いので、シミやくすみがなかなか改善しにくくなることもあります。

【ワンポイントアドバイス】
毎日、やさしく正しいスキンケアを実行して肌への負担をなくしましょう。

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