若々しくすこやかな毎日を過ごすためには、活性酸素から細胞を守り、身体の酸化を防ぐことが大切とよくいわれます。では、活性酸素がもたらす「身体の酸化」とはいったいどういうことなのでしょう。 たとえば、鉄は長い間空気に触れていると赤茶色になり、もろく使いものにならなくなってしまいますね…
活性酸素は細胞を傷つけ、身体の酸化を招く怖い存在ですが、決して悪い面ばかりではありません。 本来、活性酸素は体内に侵入したウィルスや病原菌と戦い、身体を守る役割を担っています。ところが、ストレス社会といわれる現代においては、体内で活性酸素の過剰発生につながる要因が数多くあり、私た…
健康を維持する第一歩は、体内で過剰に発生する活性酸素を抑え、身体を酸化させないことです。通常、活性酸素は、細胞内のミトコンドリアがつくるSOD(スーパー オキシド ディスムターゼ)などの「抗酸化酵素」によって、その量が増えすぎないように消去・抑制し、バランスよくコントロールされて…
身体の酸化と同じくらい、今注目されているのが「身体の糖化」です。糖化とは簡単に言えば、食事で過剰に摂取した糖質と身体を構成するタンパク質が非酵素的に結びつき、タンパク質が糖化することで、AGEsという褐色をした最終糖化産物を生み出してしまう現象です。糖化はゆっくりと進行するので、…
そもそも身体におけるタンパク質の役割は、臓器、血管、筋肉、血液、肌など、私たちの身体を構成する細胞の主成分です。また、身体の働きを調整する酵素、ホルモン、免疫抗体なども主にタンパク質によってつくられているのです。このように、私たちにとって大変重要な役割を担うタンパク質ですが、糖化…
糖化は、血液中の糖濃度が高い“高血糖状態”で起こりやすい現象と言われています。したがって、運動などによって糖質の消費を促すことと、それに加えて食事から摂取する糖質の量を抑え、血中に吸収される糖質を極力減らすことが効果的です。とは言っても「糖質をまったく摂ってはいけない」と言うこと…
老化を促進する酸化と糖化は、まったく別の次元で起きている話ではありません。両者は密接な関係性を持ち、老化の加速につながっているのです。 活性酸素は様々な内外ストレスによって過剰に発生し、細胞を傷つけ、身体に多大な影響を及ぼす事はすでに「酸化と抗酸化」のページでお伝えしましたが、活…
紫外線・乾燥・寒暖差…植物はどんなに厳しい環境でもそこから動くことは決してできません。だからこそ、自分の力でどんな刺激にも耐えうる活性力を身につけ、力強く生き抜く強靭な生命力を維持しているのです。その活性力は、一夜で簡単になし得ることではありません。植物は進化の過程において長い年…
老化の2大要因として名高い酸化と糖化。この2つにパワフルに立ち向かい戦えるのも植物が持つ活性力です。 中でも活性酸素に対する素晴らしい活性力を持っているのが、オリーブとローズマリーです。 オリーブは、樹齢千年以上のものも珍しくなく、長寿の木として有名です。その秘密はオリーブの葉に…
同じ植物でも生育環境に違いがあれば、含有する活性成分の質や量が大きく異なります。たとえば紫外線が強く乾燥も激しい過酷な環境下で生き抜く植物と穏やかな環境下で育つ植物とでは、その活性力に歴然とした差が生まれます。これは、どのような環境においてもその土地に適応するよう特有の活性成分を…